M様賃貸住宅屋根廻り補修工事
2023.11.27建設部河野
M様より、部屋内のサッシの上より雨漏りがしているとの相談があり、
屋根の上に乗り、調査しました。雨漏りの原因は、パラペットの板金笠木の間からのものでしたが、
そのパラペットの壁が、手で触るとグラグラ。折れて落ちてしまいそうな状況でした。
急遽、工事に入りました。
グラつきの状況から察すると、壁の下地が腐りかけているのでは、と思われましたが、
写真のように、きれいな状態でした。(上左写真)
壁の下端の固定がしっかりしていなかったのが、原因でした。
束にホゾ加工を確認できませんでしたが、おそらく加工されていないからではないかと思われます。。
笠木天端の下地が、雨漏りにより腐りかけていましたので、一部撤去し、もう1枚新しい下地を上貼りしました。
壁の下端に補強固定金物を取付ました。が、まだ少し落ち着きませんでしたので、鉄棒による控えを3カ所とりました。(下写真)
ターンバックを取付、笠木の通りを調整しました。
防水紙を施し、壁自体も、しっかり固定された状態まで来ましたので、一安心です。
以後、壁、笠木にトタンを張り、長年放置されていた屋根の塗装工事を進めていきます。